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シネマコリア2005@イイノホール2日目
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「大韓民国憲法第1条」と「どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるホン班長」鑑賞。

「大韓民国憲法第1条」
与野党の議席が拮抗するなか、与党から送られた刺客によって野党議員が一人腹上死させられてしまう。その補欠選挙に、仲間がチンピラに暴行され重傷を負ったというのに風俗嬢だという理由でまともに取り合おうとしない警察に対する怒りから一人の風俗嬢が同僚たちの応援を受けて立候補する。ビジュアル面ではセクシーポーズのポスターで、演説も大真面目に「十字固め」で夫婦の円満を説く(笑)といった独特のスタイルでじわじわと人気を獲得していく。それを陰からサポートしてくれる心優しいニュース記者のイ・ムンシク。またしてもムンシク氏登場~!昨日から観ている人が多いらしく会場から笑いが起きる。
かなりセクシーなシーンを盛り込みながら腐敗した政治家や世相を痛烈に風刺したコメディ作品。どこの国にでもすぐに置き換えることが出来る普遍的テーマ^^;当選した風俗嬢イェ・ジウォンが颯爽と国会に登庁し、柵をピョンと飛び越えるラストが爽やかな余韻を残す。

「どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるホン班長」
本編はタイトルが全て語ってしまっているので割愛するが(笑)あんな班長(町内会長)がいたら便利だと思う。日当5万ウォンで何でもしてくれるっていうんだから。おまけにいい男で、喧嘩も強いし、どこにでも現れ助けてくれる。ただその過去は謎に包まれた部分があり、その秘密は「リング」「二重スパイ」「シュリ」のパロディによって想像をするしかなく涙無しでは見ることができない(笑い過ぎて)
随所に散りばめられた笑いはほのぼのとした優しさに溢れ、30代の大人の恋愛を丁寧に描いたハートウォーミングなラブコメ作品。キム・ジュヒョクの素朴だけれど、時々見せる色気にドキッとする。ちょっと山崎まさよしに似てるかなと思った(当然異論はあるでしょう・笑)
ティーチインで、この長いタイトルが韓国で有名なアニメの主題歌の一節だということから歌を強要され披露してくれた監督(笑)作品の続編についての質問に対してはドラマ化の話があると答えていた。もし実現したらキャストはオリジナルのままなのか気になるところ。
おまけ:監督の次回作のタイトルは「해바라기」というそうだ。「ひまわり」っていう意味なのかな(ひろが監督にサインして頂いたときに書いてもらってました)

シネマコリア2005が終わった。全て私の好きなコメディジャンル作品だったのも最高だったし、オフ会に参加させていただいたり、2日間ほんとうに夢のような楽しい時間を過ごした。さて、そろそろ夏休みも終り。現実に戻らねば…。
by mario5846 | 2005-08-22 13:38 | ◆映画
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