頑張れ、チェ・ドンムン^^
私が好きな韓国脇役俳優の中にあっても、最強に地味だと思うチェ・ドンムン。
最初に見たのは珍しくもドラマでした。

e0011707_22281798.jpg
時々話題にするのでご存知だと思いますが、個人的には「復活」よりも最強のおやぢ俳優豪華総出演ドラマだと思っている「ナイスガイ」(ハギュ主演)。その中にあって一際「悪のオーラ」を振りまくアン・ソクファンの手下として、その卑劣さ、姑息さ、残忍さに「悪の腐臭」を放っていたのが、ナ・ジョンパル役のチェ・ドンムンでした。あまりの毒ッ気に母娘してすっかり彼に嵌ってしまいました^^チビは今でも役名で「ナージョン」と呼んで数ある韓国人俳優の中にあって一番カッコいいと申しております(この辺は実は私も少し心配をしているところですが・笑)。

彼の主要な活躍の場は演劇の世界ですが、「ペパーミント・キャンディ」からは映画にもフィールドを広げ、多くの映画にちょこちょこ顔を出しては悪人から善人までを淡々・飄々と演じ、出演シーンは少ないながら印象に残る存在感を示してくれる名バイプレーヤーです。
e0011707_22431595.jpg

映画よりもドラマが好きだという方には、最近では「雪の女王」(オ室長役)や「魔王」(オム・テウンの兄役)など、私の知らないチェ・ドンムンをご存知の方もたくさんいらっしゃることでしょう。





しばらくぶりでチェ・ドンムンのネタを検索をはじめると・・・
e0011707_22524387.jpg
ほら、今まで彼のイメージ画像というと、「悪人面」とか「とぼけた顔」しか見当たらなかったのに、なぜか急に垢抜けたお洒落に変身しちゃっているのですよ。

私の中では「絹の靴」(ヨ・ギュンドン監督)のこの顔が一番最新のイメージだったもので^^
e0011707_22555547.jpg
一体チェ・ドンムンに何が起こっているのか知りたくなったのでした(笑)。

現在彼はホームグラウンドである舞台でちょっとロマンチックなお芝居「サム・ガールズ」(初のメロ演技)を公演中のようです。ミュージカル俳優イ・ソクジュンとのダブルキャスト。持ち味の全く違う俳優なので、好みに合わせて楽しめそうです。まさかチェ・ドンムンの出演日のチケットだけ余っているなんてことないですよね(笑)。
e0011707_2311246.jpg

ひとつ面白い(私にとってですが^^;)最新のロングインタビュー記事(2007.7.13付)を見つけました。インタビュアー自身が彼の長年のファンであるらしく、かなり突っ込んだ鋭い質問をしているので、映画の撮影秘話からチェ・ドンムンの人となりを赤裸々に暴く記事になっています。

以前、日本の韓流雑誌でユ・ジテがかなり大胆な発言をしているという記事を書いたことがありますが、今回は韓国のメディアに対する発言なのでジテの場合よりも関係各所に与える影響が大きいんじゃないかと思いましたが、韓国の俳優全員がこんな正直な発言をするとも思えないので、たまたまこの2人が肝がすわった俳優だということなのかもしれませんね。

とても長い記事なので、私が一番印象に残った部分を覚書として紹介してみます。きっと、誰にも興味のない話でしょうけれど(笑)。「絹の靴」撮影秘話です。

彼の初主演映画と言ってもいい「絹の靴」(未見です)は、韓流スターの出ていない低予算映画ゆえ、今後も日本で公開されることはないでしょう。内容的には先日某所にリビューされていた「肝っ玉家族」と同一のテーマを扱った作品です(輝国山人を参照ください^^)

※インタビュー一部抜粋※
・・・ところが苦労がひどすぎてかんのむしもたくさん出た。本当に、いくら低予算映画だからといってひどすぎた。真冬に江原道の山奥深く入って行って冷えたハンバーガーとコーラを口にしながら映画を撮った。頭に来るしかなかった。私がスタッフだったらお湯を沸かしてあげただろうに。ある日はハンバーガーを二口食べる前に「次の場面を撮るから車に乗りなさい」と言うんだ。率直に俳優も人間なのに。次のシーンの準備する時間があってもいいんじゃないか?車に乗りこんで冷えたハンバーガーを食べながら二度と低予算映画は撮らないと誓った。・・・

その後も雪の中の撮影で過酷な忍耐を要求されつづけますが、ずぶ濡れになっても暖かい毛布1枚、着替えの服もなく、タオルを1枚ぽんと渡されただけだったそうです。肉体的な苦痛以上に精神的な苦痛と監督に対する不信感が大きかったことが正直に語られています。釜山映画祭ではじめて完成作品を観た感想が「むかっとした」という感想に集約されるのでしょう(笑)。そして、これだけはっきり喋った後に「嗚呼!ところでこんなのものが出ればヨ・ギュンドン監督が怒らないか?」って・・・確信犯ですか?(笑)。

デビュー当事からチェ・ドンムンという俳優に対して並々ならぬ関心のあるインタビュアーの率直にして鋭い質問。またそれを上回る率直に答えるチェ・ドンムンとのやり取り。実に楽しませてもらいました。演劇人として、舞台を中心に映画にもドラマにも忙しい今の状況(立ち位置)は決して居心地が悪いわけではないが、正直言ってもう少し顔が売れたら嬉しいかも。という正直さも好感が持てました。

さあ、ここで本題です(え?じゃ、今までのは何?笑)

韓流シネマフェスティバルで「20のアイデンティティ/異共」をご覧になる皆さまへ。
20の短編の中には、このチェ・ドンムン主演の「20の質問」があります。
共演は韓流スター、チョン・ジョンミョンです^^
きっとチョン・ジョンミョンだけしか目に入らないで終わってしまう方も多いと思いますので、これを機に是非ともチェ・ドンムンという地味だけど素敵な俳優にも目をとめてみてください。


■ちょっとお願い■
韓流シネマフェスティバルの「拍手する時に去れ」のチャン・ジン監督舞台挨拶付きのチケットが2枚余っています(日時は9月7日(金)19時~)。興味のある方は→のメール欄からご連絡くださると嬉しいです。折り返しお返事をさしあげます。※ご協力ありがとうございました
e0011707_20415666.gif
[PR]
by mario5846 | 2007-07-31 23:38 | ◆チェ・ドンムン/최덕문
<< ヨンウ祭 9月はおやぢバンド対決 >>