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秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風
朝晩めっきり涼しくなりましたね。例年10月に入るとまっさきに風邪をひくのですが、今年もやはり喉がはれて咳に苦しんでおります^^;

で、こんな時は元々しない家事を思いっきり放り出して、部屋に籠もってDVD三昧です。ああ、風邪ひくのも悪くない(笑)。

新たなお気に入りが出来ると一気に関連作品に手がのびる性質なので、その間はあまり悩まずに鑑賞作品がはかどります(その反面、たまったDVDが消化出来ないまま又しても放置されることになるのですが・・・^^;)

思い起こせば、私を韓流生活に突き落としたパク・シニャン^^
彼がいたからこそ、私の現在の韓流生活があるのだと言っても過言ではありません。ドラマ「パリの恋人」にはまり、約2ヶ月でほぼ全作品を鑑賞して終結してしまいましたが(笑)。
シニャンはたしかに演技派だとは思いますが、「カリスマ」というより「オレサマ」。どんな作品も「俺さま」の魅力だけで引っ張ってしまうようで、映画よりもむしろ主役のキャラがモノを言うドラマで輝く人のような気がします。結局「パリ恋」のハン・ギジュが好きだっただけだと悟り、早々にお気に入りから脱落しました。とはいえ、これからも私の「韓流初恋の人」として作品が出る限り秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風_e0011707_163148.jpgは見続けていきたい俳優です。今月27日には東京国際映画祭で「眩しい日に」を鑑賞予定。観る前から「オレサマ」度の強い作品のような気がしているのですが(笑)、久しぶりの新作ということで楽しみにしています。

スンボムやハギュなども片っ端から観ていた時期が一番楽しかったわけで、新作以外に観るものがなくなってくると、ちょっと寂しかったりします(笑)。そういうわけで、先週は新しいターゲット♥キム・ミンジョンの作品をまた2本つづけて観ました(笑)。他にも「セックス・イズ・ゼロ」でユン・ジェギュン監督作品を制覇^^などなど。

それらの感想の前に、このたびチャン・ジン監督のお陰で、ようやく「礼儀なき者たち」を完走出来ましたので、これでハギュの作品もようやく全て制覇しました^^




チャン・ジン監督ありがとうございました。
ご自分の作品じゃないのにプロモーションがお上手な監督のお陰で、半年以上かかりましたが遂に「礼儀なき者たち」を観終わりました。

最初の10分くらいから先にどうしても進めずにいたのですが、再挑戦は、ジンさまの辛口コメントのお陰で肩に力を入れずに最後まで観ることが出来ました。


秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風_e0011707_1353078.jpg以前レビューをいくつか読んだものによると、たしかチャン・ジン監督の作風に似ているというものがあったように記憶しています。たしかに全体の雰囲気がスタイリッシュで似ていると言われればそうかもしれません。ま、あくまでもチャン・ジン風(ふう)^^;

キラーが出てくるということで「ガン&トークス」が比較し易いかと思います。あちらは「お喋りなキラー(たち)」で、こっちは「お喋りが出来ないキラー」の物語ですけれど(笑)。ウォンビンのかわりにハギュのナレーションで物語を進める手法も似ているといえるでしょう。もしかすると、そんな自分の作品に似ているということで、余計に辛口になったのかな、監督(笑)。

しかし、コメディーが全然笑えない。
アクションにキレがない。
その割りに殺し方は結構残忍。
シリアスなエピソードが全体の雰囲気から浮き過ぎ。
そして、とってつけたような純愛オチに戸惑ってしまう。

秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風_e0011707_15253333.jpg正直、ここまではまれない作品だったのかと。ある程度予想はしていましたが、ちょっとショックでした。

本作は観ていて無駄な殺しが多過ぎました。殺し方も結構残忍で、キラーデビューの殺人なんて「おいおい、ちょっと待ったれや(なぜか似非関西人)」と思って引いてしまいました^^;そもそも、舌が短いことでそれほど困っているようにも見えないので(笑)、それを言い訳にするのは動機として弱すぎました。

秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風_e0011707_15255573.jpg「コメディ」「アクション」「悲劇」「エロス」「純愛」など、入れられるだけ入れてみました、後は勝手にお楽しみください。という投げやりな印象のためかラストの感動シーン(多分・笑)が全然伝わってこないんですよねぇ。私は自他共に認める涙腺が弱い人間なので、大抵のことなら泣きます。例えば「サッドムービー」のように、作品に感動してではなく「親子・病気・死別ネタ」で力づくで泣かされるのから比べると、泣けない方が潔くて後味が悪くないとも言えますが(笑)。

秋の夜長にDVD三昧・・・チャン・ジン風_e0011707_1849992.jpg殺し屋が主人公の映画に、後味も何もないだろうと思いますが、そう思えば思うほど「ガン&トークス」が素晴らしい作品だったことを思い返さずにはいられなくなるのです(私が「G&T」ヲタというのを差し引いても)。

でも、俳優の演技に問題があるわけではないので好きな俳優目当てで観る分には楽しめる作品だとは思います。なによりも、ハギュの大胆なシーンが盛りだくさんですしね(エロさは微塵も無いですけど・笑)。
by mario5846 | 2007-10-14 19:03 | ◆映画
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